緑内障・網膜色素変性症

~緑内障への施術で大切なポイント~

鍼灸の役割

①視神経周囲の血流改善

②首肩、後頭部の緊張を緩和

③自律神経(特に副交感神経)を整える

④ストレスを軽減して耐性を整える

 

緑内障

何らかの原因で視神経が障害され、視野や視力に支障が起きる疾患です。

眼圧(眼の中の圧力)が高いことが原因と考えられていましたが、眼圧が正常範囲であっても緑内障に罹患している患者が多いこともあり、視神経乳頭の脆弱性が緑内障の原因として考えられています。

とはいえ眼圧は最大の危険因子であり、緑内障治療の基本は眼圧を下げることで視野障害の進行をとめるという方法をとります。

 

視野障害について

初期~中期での鍼灸治療は緑内障に対し非常に有効であり、初期~中期に鍼灸を行うことは眼圧・視野の改善が大きく期待できます。


当院で緑内障の患者さんが治療を開始し、それまで徐々に悪化傾向だった視野の一部(中心側)の欠損が回復した例などもあります。

視野障害が現在進行中の部分(ぼんやり物体を確認出来る部分) に関しては治療により改善の可能性は大いにあります。

視野狭窄も初期の状態であれば回復の可能性があります。中期~後期に関しては、治療により眼圧をより良い状態に保ち、進行を遅らせる事が可能となります。

 

視神経乳頭陥凹拡大について

視神経乳頭陥凹拡大とは視神経乳頭部の視神経繊維が減ってり可能性があり、緑内障の前段階、緑内障の疑いがある状態を示します。本症状の方がすべて緑内障になるわけではありません。

眼科では視力・視野・眼圧に異常が無いと、経過観察となるのですが、何かいい対策はないかと鍼灸院を受診される方が多いです。

鍼灸治療を行う事で、目周囲、視神経への血流が改善され、緑内障に移行するのを防ぐ役割があります。
当院では視神経乳頭陥凹拡大の患者さんでも、緑内障に移行せず良い状態を維持している方もおられます。

 

全身治療が大切

目の周りへの施術だけでは不十分であり、全身への施術が必須となります。施術の際に重視したい身体部位として

◎首や肩背部

◎肝・腎などの働きを整える経穴

◎下肢(血流・自律神経安定)

東洋医学的には「肝は目に開竅する」と言われ、肝臓に関わるツボへの調整は非常に重点をおきます。

 

“進行を止める”ことが第一目標

視野は即効的に回復するものではありません。まずは視野欠損の進行を止める施術方針をご提案しております。

◎眼精疲労や肩凝りの軽減

◎睡眠の質改善

◎ストレス耐性の向上

**「悪化させない体を作る」**ことから始めていきます。

 

注意点として

◎大量の水分やカフェインの摂取は、一時的に眼圧を上昇させます。

◎アルコールは控えめに(目安は一日一合程度です)

◎眼球を圧迫することは避けましょう

◎血圧対策をしましょう。血圧が高すぎると末梢血流低下のリスクがあります。

◎睡眠不足は緑内障の悪化に大きく関与します。

日常生活が緑内障の予後を左右する面はあります。

特に、長時間の前屈姿勢・スマホの使いすぎ、強いストレス、冷え(特に首・足)

この部分にも鍼灸治療で丁寧に整えながら、可能な範囲で養生をしていただくことが鍼灸の効果をより引き出すことになります。

治療内容はやさしく、
ご年齢に合わせた無理のない方法ですので、
鍼灸が初めての方も安心して受けていただけます。

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