五十肩を根本改善する方法
鍼灸院の専門アドバイス
五十肩(四十肩)とは、肩関節の動きが制限され痛みが生じる状態をさします。40代後半から70代にかけて多くの方が悩まされる症状です。日常生活では「腕が上がらない」「後ろに手が回らない」「夜間に痛みで目が覚める」といった声が多く聞かれます。
加齢による肩関節周囲の組織(腱や関節包)の炎症や癒着が主な原因とされています。長時間の姿勢不良や肩の使い過ぎ、また運動不足も発症に関係しています。
五十肩は一般的に3つの段階を経て進行します。それぞれの段階で症状や治療アプローチが異なります。
◎急性期:痛みが強く、肩の動きが制限される
◎拘縮期:痛みはやや落ち着くが、関節の可動域が狭くなる
◎回復期:徐々に動きが戻り、痛みも軽減する
このように五十肩は自然に治ると思われがちですが、段階に合わせた適切な治療とセルフケアを行うことで、痛みの軽減や回復期間の短縮することができます。回復期間の短縮は、日常生活において大きな利点を生みます。
当院では、患者様がどの段階にあるかを詳しく診察し、その時期に最も適した鍼灸治療を提供しています。
-次に治療のアプローチをご紹介
鍼治療の効果:ソフトな鍼刺激により肩周りの血流が促進され、炎症の改善と人体組織の修復が促されます。また体内で痛みを抑制する物質(エンドルフィン)が分泌され、自然な鎮痛効果が得られます。
痛みにより緊張感が増している首肩周りの筋肉や関節包周囲の緊張をゆるめ、可動域の改善を図ります。
お灸治療の効果:お灸により深部の血流が改善し、組織の代謝が活性化されます。炎症を抑えるお灸の施術法がありこれを適所に施していきます。免疫機能が整うことで炎症の改善が促進されます。
東洋医学的アプローチ:西洋医学では「肩の炎症」とされる五十肩ですが、東洋医学では「気血(きけつ)の滞り」が原因とされています。鍼灸治療では、これらを体内側からバランスを整えることで、滞りを解消して五十肩の根本改善をはかります。ツボや経絡に刺激を与えることで、自然なかたちで痛みを軽減させる効果も期待できます。
-当院での治療の特徴
◎患者様一人ひとりの症状に合わせたオーダーメイド治療
◎痛みの少ない鍼技術
◎丁寧な施術と説明・アフターフォロー
多くの患者様から「他では改善しなかった五十肩が、鍼灸治療で楽になった」というお声をいただいております。
五十肩に悩む方が安心して通院できるよう、丁寧なカウンセリングと個別対応を重視しています。まず初回では、現在の症状やお体の状態について詳しくお話を伺い、痛みの出方や可動域のチェックを行います。
そして東洋医学の視点から原因を分析し、一人ひとりに合った施術プランをご提案。施術では鍼やお灸を組み合わせながら、無理のない範囲で肩の可動域を改善していきます。
長いこと改善しなかったという方が、数回の通院で「夜間の痛みが減った」「着実に腕の動きがスムーズになってる」と喜ばれることも多くあります。
-根本改善をはかる重要なポイント
①五十肩は3段階で進行し、各段階に応じた治療が必要
②鍼灸治療は五十肩の痛みと可動域制限の改善に効果的
③日常生活でのセルフケアも改善に重要な役割を果たす
④出来るだけ早期の適切な治療が回復を早める
上記、五十肩の根本的な改善方法であり、ご来院いただいた患者様にお届けしております。
五十肩でお困りの患者様に対して、豊富な経験と確かな技術による鍼灸治療で一緒に改善を目指していきましょう。
宝塚南口駅から徒歩3分、予約制・落ち着いた環境で安心して施術を受けていただけます。
お電話または予約フォームで簡単にご予約いただけますので、初めての方もどうぞお気軽にお問い合わせください。